Digital movement
デジタル移動通信システム
デジタル移動通信システムとは
移動系は主として車載型や携帯型の移動局と市町村役場との間で通信を行うもので、行政機関内の通信手段といえます。
また移動系地域防災行政無線と呼ばれるものは、市町村内の通信のほか消防、警察等の防災関係機関や医療、電気、ガス等の生活関連機関にも移動局無線設備が配備され、情報共有の手段として関係機関相互の防災通信網として利用されています。

移動系デジタル防災行政無線システム
<中継局利用A>
基地局(中継)からの電波(F1d)が届くエリアが通話エリアになります。
陸上移動局端末同士は基地局を中継して通話をします。
基地局(中継)をロケーションの良い場所に配置することでエリアの拡大を図ります。

移動系デジタル防災行政無線システム構成
<中継局利用B>
基地局(中継)からの電波(F1d)が届くエリアが通話エリアになります。
陸上移動局端末同士は基地局を中継して通話をします。
基地局(中継)をロケーションの良い場所に配置することでエリアの拡大を図ります。
※役所からの割込み通話、統制信号送信に制限があります。

移動系デジタル防災行政無線システム構成
<複数基地局>
基地局を複数設置することでエリアを拡大。ネットワーク接続により基地局間中継を行い、異なるエリアの陸上移動局間および役所内遠隔制御器との間で通話をすることが可能です。
陸上移動局はエリアに応じてチャンネルを切り替えて送信、受信はスキャン機能により複数のチャンネル待受けが可能です。
※基地局は最大で8局、遠隔制御器は最大で16台まで、かつ総合計で18まで。